企業紹介 武蔵野物流
武蔵野物流から見たエイチアール協同組合の役割
―― 企業と人、地域をつなぐ「中間支援」という価値 ――
はじめに|なぜ今、企業間連携が求められているのか
人手不足、若者の早期離職、採用コストの増大、職場定着の難しさ。
これらは、物流業界に限らず多くの企業が共通して抱えている課題です。
かつては「採用は企業単独で行うもの」「人材育成は社内で完結させるもの」という考え方が主流でした。しかし現在、その前提は大きく変わりつつあります。
企業単独では解決できない課題が増えているからです。
こうした時代背景の中で、武蔵野物流が重視しているのが、
エイチアール協同組合との企業間連携です。
武蔵野物流が考える「人材課題」の本質
採用できないことが問題なのではない
武蔵野物流が現場で感じてきたのは、
「人が集まらないこと」以上に、
**「せっかく採用した人が定着しないこと」**の方が大きな問題だという現実です。
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仕事に慣れる前に辞めてしまう
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不安や悩みを相談できずに孤立してしまう
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能力以前に、環境に適応できない
これらは本人の努力不足ではなく、
**企業側が“支えきれていない構造”**に原因があります。
エイチアール協同組合とは何をする組織か
エイチアール協同組合は、
単なる人材紹介や求人支援を行う組織ではありません。
その本質的な役割は、
「企業と人材の間に立ち、双方が長く続く関係を築くための調整役」
である点にあります。
一時的なマッチングではなく、継続を前提にする
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働く側の不安・背景・課題を理解する
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企業側の現場状況・受け入れ体制を把握する
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双方のギャップを事前・事後で調整する
この「中間支援」の存在が、
企業単独では難しい職場定着を可能にします。
武蔵野物流にとってのエイチアール協同組合の役割
① 採用前段階での“理解のすり合わせ”
エイチアール協同組合は、
応募者に対して「良いことだけ」を伝える組織ではありません。
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物流の仕事の現実
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大変な点、注意点
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向いている人・向いていない人
これらを事前に丁寧に伝えることで、
武蔵野物流にとっても、本人にとっても、
ミスマッチの少ない採用が実現しています。
② 入社後の“職場外フォロー”という価値
企業内でのフォローには、どうしても限界があります。
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上司には言いづらい
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職場の人間関係の悩み
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仕事以外の生活面の不安
こうした声を受け止めるのが、
エイチアール協同組合の重要な役割です。
**「会社とは別の立場で話を聞いてくれる存在」**があることで、
離職につながる前に問題を整理できます。
③ 企業側に対する“気づき”の提供
エイチアール協同組合は、
企業側に対しても一方的に要望を突きつける存在ではありません。
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現場の負担が集中していないか
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教育の進め方に無理はないか
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新人が孤立していないか
こうした点を第三者視点でフィードバックすることで、
武蔵野物流自身も職場環境の改善につなげています。
「企業間の役割分担」という考え方
武蔵野物流がエイチアール協同組合と連携する理由は、
自社の役割を放棄するためではありません。
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武蔵野物流:
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現場運営
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安全管理
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技術・仕事の教育
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エイチアール協同組合:
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心理的・生活的サポート
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就労定着の伴走
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企業と人の橋渡し
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役割を分けることで、結果的に双方の専門性が活きる
これが、企業間連携の本質です。
連携がもたらす現場への変化
現場の安心感が変わる
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新人が一人で抱え込まなくなる
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上司・先輩も「全部背負わなくていい」と思える
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職場全体の雰囲気が安定する
結果として、
現場の余裕=安全性の向上にもつながっています。
行政・学校との連携における価値
エイチアール協同組合は、
企業と行政・学校・支援機関をつなぐハブでもあります。
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学校:進路指導先としての安心感
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行政:就労支援の実効性
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企業:信頼性の担保
武蔵野物流にとって、
第三者が関与する透明性の高い仕組みは、
社会的信用の向上にも寄与しています。
なぜ武蔵野物流は連携を続けるのか
短期的に見れば、
企業単独で採用・教育を行う方が楽に見えるかもしれません。
しかし武蔵野物流は、
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長く働く人を育てたい
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地域に根ざした企業でありたい
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社会インフラとしての責任を果たしたい
という考えから、
**「人を支える仕組みづくり」**を重視しています。
その中で、エイチアール協同組合は
欠かせないパートナーとなっています。
まとめ|エイチアール協同組合は「企業の外にある人事部」
武蔵野物流にとって、エイチアール協同組合は
単なる外部団体ではありません。
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人を支える
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企業を支える
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地域を支える
この三つを同時に成立させる
**「企業の外にある人事・定着支援部門」**とも言える存在です。
企業が単独で抱え込む時代から、
連携によって持続可能な雇用をつくる時代へ。
武蔵野物流は、
エイチアール協同組合との連携を通じて、
これからも「人が続く物流」を実現していきます。